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ヨーロッパ人狼戦線1



 完全勝利であった、まずは皆お疲れさん、というところ。
 俺自身は不測の事態により2ターン目からの参戦と相成ったわけだがまあなんとか無事、一日戦いきることが出来た。

 タッグを組んだ青柳には感謝を。
 嘗ての――通称ネジ抜き依頼――においてヘルムートと縁のあったその青柳、またノラも一安心というところだろう。
 恐らくは彼ら、フェンリルの牙にかかるところであった人狼諸氏も我々と共に学園に戻ってきている筈。
 暫くはゆっくりと、身を休めて貰いたいものである。

 そして本日。
 終戦から三日目となる今日この日、新たなる動きが見れたようである。
 それは戦前から気にかかっていた神戸吸血鬼結社と、欧州吸血鬼組織の関わりについてである。
 今や学園の虜囚となったエレインの下へ、アルバートから電話の連絡が入ったのである。
 以前俺は、神戸吸血鬼結社と欧州吸血鬼組織の間に、学園には秘された、学園に不利益を齎す思惑があるのか、とそこまで考えた。
 だが結局のところ――欧州吸血鬼組織と神戸吸血鬼結社では、すでにその考え方から相容れぬものとなっていたようだ。

 あの欧州依頼においてエレインが何故、学園の能力者らが欧州へ渡るのを知ったか。
 アルバートから連絡が行ったものか?
 はたまた神戸のヴァンパイアの中にヨーロッパ側と通じている者がいたのかと、俺は考えていた。
 その結論が、今日出たわけである。

 はたして結果から言えばスパイの存在であった。
 エレイン達欧州吸血鬼側に与する者がアルバートの手の内に潜り込んでいたのである。
 それについて、アルバートの口から「君達のせいで、こちらは立場を悪くするところだったんだ」との言質も取っている。
 また、学園に合流するつもりだ、とも。
 この時の二人の様子は、すでに学園能力者の中ではそれこそ見てきたように克明に噂となって知れ渡っている。
 その様子を慮るに、もはやアルバートの裏切りはなかったと見て良いだろう。
 これで本当に、今回のヨーロッパ戦線の発端となった欧州吸血鬼組織の裏切りについては終りを見たといっていいだろう。

 それを踏まえて、この先のことについては近々決まるだろうエレインの処分、ならびにヤドリギ使いの宝であったあの枝の正体。
 そしてエレインに同じく捕縛し、ヨーロッパにてあの悪意のネジの除去作業を受けている人狼達――特に、螺旋剣ズィーベンの口から、黒幕たる者達の名と、その目的が語られることであろう。
 かの除去作業には身内である王理も参加している、期待させて貰いたいものである。

 欧州の吸血鬼や人狼、またその黒幕にどう対処していくかはまたそのあとのこととなる。
 尤も欧州から一転、日本国内に目をやれば超能力研究所に潜入した者達の事件やらいまだ続く狂気に囚われし吸血鬼の捕縛依頼やら問題も多い。
 かの狂鬼戦争において闇に身を潜めた妖狐の一族の暗躍も、まだまだ油断出来ぬところであろう。
 我らが学園、ひいては世界一の銀雨降雨量を誇るこの日本能力者の暗闘も全くもって息も付かせぬ事態が続くわけだが――まあとはいえ、ほどよく気を抜きつつやっていけば良いのだと思う。

 それでは此度の人狼戦線を此処にまとめると共に、そのまま修学旅行へと旅立った後輩達に良い思い出が出来ることを祈りつつ、筆をおくとする。
 ちなみにかくいう俺も、日本の生活は偽身符に任せて帰りの足を暫し伸ばし、ドイツからイギリスに飛んできたりもしたわけだが――まあこれについてはのちに語る機会があれば記したいと思う。


 それでは皆、お疲れ様。(礼)





 ――と、そうそう――

【最後に一言】
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by ryu-itirou | 2008-06-25 21:27 | 雑記
誕生日































 時は先週日曜日まで遡る。
 そう、2008年6月15日。

 この日は俺の、19歳の誕生日であったのだ。

 というわけで昨年に引き続き誕生日の出来事をSS風味に綴ってみたいと思う。なお、シチュエーションや台詞回しについては全て俺の想像上の内容になる。
 本人への確認等は一切行っていないので…苦情・ご意見等あればお手数だが手紙にて送っていただきたい。

 即修正、ないし削除し泣き濡れて悲嘆にくれる――ただしいかにも難癖つけてきそうなみずる、お前はダメだ。(微笑)

08.06.15. ――AM0:00
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by ryu-itirou | 2008-06-21 16:01 | 雑記
心理テストバトン

















 識のところで発見し、面白そうだったのでやってみた。
 いつものように回答は隠し、問題だけ出してみたので面白そうだと思った者は先にやってしまうと良い。

 俺が見に行き、面白がるので。


【心理テストバトン】

■最初に回す人を五人

自分の深層心理を知りたいそこのあなたにっ!(ずびしぃ
 
■次の接続詞に続けて文章を完成させてください。みな独立した文章です。

1.「しかし」

2.「やがて」

3.「ただ」

4.「だって」

5.「そして」

6.「水たまりは」

7.「あの子って」

8.「今日の私は」

9.「すこしは」

10.「涙は」

【以下、回答編】
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by ryu-itirou | 2008-06-19 23:45 | バトン
学園TOPより


 アーダン・ディンドルフ

 前期中間テストの日々は終わった。
 一つ肩の荷が下りたというところか。今回のテストの結果は6月16日頃に発表されるようだ。
 だが、その前に……一肌脱いでもらいたい事がある。


























 …いや、アーダン。
































 自分は脱がなくて良いんだ。






















 …突っ込みをいれざるおえなかった。
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by ryu-itirou | 2008-06-13 22:20 | 雑記
学園事情その2



 さて、今回は通称ヨーロッパ依頼、【欧州よりの呼び声】について。


【欧州よりの呼び声】
 この依頼は俺も個人的に注目していたものであった。
 この春から卒業生となり、偽身符を用いることで学園生徒だった頃よりよほど自由が利く――違う言い方をすればより、人の日常(常識と言っても良いが)から遠ざかり黄昏の世界の住人に近づいた我が身には――向いた依頼であると思ったからだ。

 その依頼も、はや大詰めと言っても良いだろう。
 吸血鬼の協力を得て根城を構え、人狼――神戸から帰国していた人狼司令官ヘルムート――と合流し、彼らの協力者であろう能力者集団、ヤドリギの一族と接触した。
 ヤドリギ使いになろうという若者はその生涯にただ一度、祭りの村と言われる儀式を行うための村へと赴き、ヤドリギ使いに関する知識やアビリティについて学ぶのだという。
 それと同時に、行われる儀式がある。
 その儀式は毎回内容が変わるが、今回の儀式は何らかの使命がヤドリギ使いと…人狼にも与えられる、そしてそれを果たしたのちは『新たな力』が与えられるらしいとのこと。
 新たな力、というのも気になるが…彼が注目したのはその儀式に使用する聖なる枝と呼ばれる宝――恐らくメガリスだろう物品だった。
 その枝を用いた争奪戦に若者達が参加し、勝利した者が詠唱銀を得るための儀式を執り行う。その争奪戦の勝利者となり儀式へと参加、内容を探ってくれ、というのがヘルムートからの要望であったからだ。
 なぜならこの儀式に、人狼がネジを埋め込まれた原因となるものがあるのではないか。
 そうヘルムートは推測したようだった。
 これを疑うことに意味は無い。
 我々はすでに人狼と協力体制にあるのだし、学園より、よほどヨーロッパに――人狼とヤドリギ使いについて知るだろうヘルムートがそう言うのだから一先ずは提案に従うしかないわけだ。
 かくして儀式前の争奪戦は繰り広げられ、準備万端と儀式に臨める――その矢先。
 村を、血と狂気に彩る凄惨な惨劇が襲った。
 …ヨーロッパの吸血鬼組織からの迎え、という触れ込みで学園と接触してきたエレイン、という少女が居た。
 彼女の言葉を信じるならば神戸吸血鬼の首魁であるアルバートの従兄弟であるらしい彼女、そのたっての願いでヤドリギ使いの村近くまで共に赴いた彼女が、儀式の直前になってヴァンパイアを扇動、ヤドリギ使いの村を強襲したのである。

 この儀式には人狼の中でも特に偉大とされる10人が参加していたわけだが――確かに、欧州ヴァンパイアにとって、これは人狼の重鎮達を仕留める絶好の機会であったろう。
 そう、此処までのエレインの言動や立場を本物とするならば、どうやら最初から学園能力者をダシにして人狼に一矢酬いる腹積りだったようだ。

「尻尾に鼻面突っ込んで、怯えるが良いわ、人狼ども!」

 人狼を憎んでも飽き足りぬ、といわんばかりの彼女の言動。
 …察するに、ネジに操られていた人狼に、親なり親しい者を殺された――そんな印象も報告書からは受けた、もしこの推測が当たっているならば同情の余地こそあるものの、このタイミングでの裏切りは正直最悪である、迷惑千万言語道断である。
 これはつまり、ヨーロッパに送り込まれた学園の有志。
 彼らが空港を出てから城へと辿りつくまでに起こった襲撃も実は彼女の手の者が行ったことである可能性が高くなる、つまり芝居、狂言である。
 共に戦いを乗り越えた者同士に芽生える戦友的感情や、また共に居る時に襲われたことにより敵の敵=味方という擦りこみを行うことで不信感を拭う意味があったのかと思えば、敵がバラバラで連携が取れていないことや最終的にエレインが無傷であったことにも説明が付くというものである。つまり本気で倒すつもりなど端からなかったということであるからだ。
 が、此処まで過程したとして、一つ問題点が発生する。
 それはエレインが現れたタイミングの良さだ。
 どうやって能力者がヨーロッパへやって来ることを知ったのか、ということである。
 現実的に考えるならば、神戸の吸血鬼から連絡がいったとするのが妥当だ。
 しかしながらアルバートから「連絡して迎えをやる」という言質は貰っていない点も見逃せない。
 アルバートを信用するならば、神戸のヴァンパイアの中にヨーロッパ側と通じている者がおり、そちらにうっかり連絡を入れてしまった、または学園や人狼をまだ快く思っていないヴァンパイアが意図して連絡を入れたということになるだろう。
 神戸の吸血鬼が穏健派だとするならば、ヨーロッパの吸血鬼は「敵である人狼から逃げるなど!」と、戦うことを選択し、居残った面々であるということになる、普通に考えて協力は見込めるものではない。
 日本の吸血鬼にとっては、すでに協力体制を結んだ学園を介して人狼もまた、戦うべき相手では無くなった。
 連絡するならば当然そのことも含めて伝えはするだろうが――ヨーロッパに残った吸血鬼にとって、人狼とは未だに命がけで戦いあう敵に他ならないのだ。
 いきなりそんな相手のために協力してやれ、と言われて素直にはい、と頷ける者が居るわけがない、もしそう思っていたのならばそれはあまりに短慮が過ぎる。
 この点についてはヨーロッパ依頼がひと段落した後に、何かしらの接触、確認を取るべきだだろう。正直、今のままでは学園側として神戸のヴァンパイアに対して不信感を持たざるおえない、手落ちであったのかはたまた真に同胞足りえる存在ではなかったのか――折角親しく付き合いを持っていた相手ではあるが、はっきりさせておくべきだ。

 アルバートは嘗ての舞踏会にておいて…人狼から逃げてきた、と言った。
 これを信じ、現状学園側は吸血鬼を穏健派な来訪者と思い、協力体制を取っている。
 だがもし、エレインらが当然行うだろう行動を予測しながらヨーロッパヴァンパイアへの連絡を行ったならば…アルバートら神戸ヴァンパイアの行動は学園に対する完全なる裏切りである。

 最後に。
 アルバートと噂された謎の少年が、初めて日本へ降り立った際呟かれたと言われている言葉を載せて今回の考察を終わるとする。


~とある街角にて~

 なるほど、ここが日本という国か。
 近代文明の氾濫するこの国が、まさか世界最大のシルバーレイン降雨量を誇るとはね。
 『城』に閉じこもっていた僕達の日々が、まるで何もかも無駄だったかのようにすら感じるよ。
 何より、日本には美しい女性達が多い。
 この国と僕達の『運命の糸』が結ばれた事に、深く感謝しよう。

 さて、僕はこれから何をしようかな。
 そうだ、この国にも当然何らかの組織はあるのだろうから、人狼共がこの国に気付く前に、あらかじめひとつふたつでも潰しておくことにしよう。
 戦争時の拠点ぐらいには、なるだろうからね。








 ???
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by ryu-itirou | 2008-06-08 22:03 | 雑記
学園事情その1


 最近の学園、そしてそれを取り巻く動きに関して少々メモしておこうと思う。
 今回はその第一弾としてリリスと蜘蛛童依頼について考えてみた。

【リリスと蜘蛛】
 此処まで来ると、やはりリリスはある程度の統率をされた組織――ついついそんな印象を受けてしまう。
 というのは、以前にもリリスは己、単独ではなく地縛霊を利用して狩りをする行動を行っていたことがあるからだ。
 だが彼ら――いや、彼女らの生態について未だ不透明な部分が多い以上、そう決め付けるのも早計であろう。
 我々人間は寄り集まって生きるよう、その遺伝子に組み込まれている。
 だが彼女らは違う。
 彼女達は狩る側の生き物、言うなれば我々人間が群れを成す草食動物であるのに対し、彼女達は肉食動物なのだ。
 例えるならば虎。
 大型の肉食獣である彼らは孤高のうちにその生涯を終える。
 孤独を常とし、ある程度の情報交換くらいは互いに行うかもしれないが群れをなして獲物を捕えることはない、基本的に一匹のみで行動する生き物である。
 で、あるならば――そも、集団となると組織、つまり上下関係を持ち、統率を持って行動する人間のような思考パターンを彼女達は持たないかもしれないのだ。
 リリスAが、地縛霊を使って狩りをしたら上手くいった。
 それを知ったリリスBが同じことをする、そしてCが、またDが、と、このように、このたびの蜘蛛童を支配しての動きも、一種流行めいた同時多発行動であるに過ぎないかも知れないのである。

 だが、リリス側がそうだったとしても蜘蛛童はそうはいかない。
 彼らはれっきとした来訪者の一族、その幼生体である。土蜘蛛に取って大切な子供達なのである。
 そう簡単に使役できるものではない、ご近所のゴミ捨て場を漁る野良蜘蛛童が犬猫と同確立で転がっているわけもない。

 で、あるならば――その背後に、あの東北の土蜘蛛一族、そこから逃亡した狂気の女王である『彼』――その姿があるのではないか、と考えるのは間違いでは無いだろう。

 今後の展開が待ち望まれるところだが、どうにもリリスはその尻尾を此方に上手くは掴ませないのは今更語るようなことでもない。
 先のリリス featuring 地縛霊依頼が良い前例である、結局あの一連の依頼はその真実を明かされぬまま、フェードアウトしていったのだから。

 …今後の動向が、待ち望まれるところである。
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by ryu-itirou | 2008-06-07 16:20 | 雑記